2013年06月12日
無保険車はさらに増える可能性大
平成23年3月の統計によると、日本全国で走っている車は約7千8百万台。そのうち、約1千万台は共済に加入し、約5千8百万台は任意保険に加入している。約13%に当たる残りの1千万台はなんの保険もなく一般道を走行していることになる。万がー、事故で被害者になった場合、加害者が無保険なら保険金を受け取れない可能性があるのだ。しかも平成25年10月以降、この無保険化に拍車がかかる可能性が出てきた。
今年4月、損保各社は新たに「事故あり等級」を来年10月から導入することに決定。「事故を起こした人が無事故の人と同じ割引率は不公平」という理由から、事故を起こした人が割高な保険料の等級を付与されることになる。すると同じ等級でもかなり金額に差が出るのだ。
例えば13等級で事故を起こして、翌年「事故あり10等級」になった場合、実質的には「事故なしの7等級」程度の割引率となり大幅な値上げとなる。これを金額にすると13等級 7万円これまでの10等級 約8万円事故ありの10等級 約10万円とハッキリと差が出てきてしまう。しかも事故あり等級が適用されるのは1年だけでなく3年間。これは大きな負担になる。
この大幅な実質値上げにより、事故を起こしたリスクの高いドライバーが保険に入らない……という可能性が出てくるのだ。大事故の被害者になった場合、最悪のケースを回避する手段は自動車保険にあった。加入者に限るが「人身傷害補償保険」「無保険車傷害保険」で保険金を受け取れる可能性があるのだ。無保険車や無免許運転に対抗できる最後の手段として、車持ちなら任意保険は必須と言える。
今年4月、損保各社は新たに「事故あり等級」を来年10月から導入することに決定。「事故を起こした人が無事故の人と同じ割引率は不公平」という理由から、事故を起こした人が割高な保険料の等級を付与されることになる。すると同じ等級でもかなり金額に差が出るのだ。
例えば13等級で事故を起こして、翌年「事故あり10等級」になった場合、実質的には「事故なしの7等級」程度の割引率となり大幅な値上げとなる。これを金額にすると13等級 7万円これまでの10等級 約8万円事故ありの10等級 約10万円とハッキリと差が出てきてしまう。しかも事故あり等級が適用されるのは1年だけでなく3年間。これは大きな負担になる。
この大幅な実質値上げにより、事故を起こしたリスクの高いドライバーが保険に入らない……という可能性が出てくるのだ。大事故の被害者になった場合、最悪のケースを回避する手段は自動車保険にあった。加入者に限るが「人身傷害補償保険」「無保険車傷害保険」で保険金を受け取れる可能性があるのだ。無保険車や無免許運転に対抗できる最後の手段として、車持ちなら任意保険は必須と言える。